100均の羊毛フェルトキット(トリ)を初心者のために作ってみた【仕上げ編】
こんばんは!
昨日、製作工程&完成披露した羊毛フェルトのトリさんですが…
表面の毛が毛羽立ってボサボサでしたので、今日は仕上げ工程の紹介も兼ねて綺麗にします!
人形の毛羽立ちの抑え方が分からない方!
既に羊毛人形をお持ちで、お手入れ方法が分からない方!
是非参考にして下さい。
仕上げ作業に必要な道具
- 仕上げ用ニードル
人形の表面を綺麗にしようと思ったら、この仕上げ針があった方が無難です。
昨日紹介したレギュラー針より細い針になりますので、表面をレギュラー針より綺麗に仕上げることが可能です!
ただしレギュラー針は作品を作る上では必須です。
製作にはレギュラー針、仕上げには仕上げ針と使い分けましょう。
- ハサミ
糸切ハサミでも、裁ちバサミでも、良く切れるハサミならOKです。
ただし小さい作品には、小さめのハサミの方が作業がしやすいです。
- スチームアイロン
ご自宅にスチームアイロンがなければ、霧吹きがあれば普通のアイロンで代用できます。
①仕上げ作業 (仕上げ針)
まずは仕上げ針を使用した方法です。
写真のように、人形の表面からはボサボサと長い毛が出てしまってます!
(アップ画ですと、色の関係か目がチカチカします…見すぎにご注意下さい!)
この飛び出た毛を、先ほど紹介しました仕上げ針を使用し、針で毛を巻き込むようにして刺していきます!
この際、差す力は弱く浅めに刺してください。
これだけでも、大分ボサボサが落ち着くはずです。
②仕上げ作業 (ハサミ)
ハサミを使った作業は単純です。
仕上げ針を使って作業した後、それでも残っているボサボサを、ハサミでカットしていきます。
この際、作品の大きさによっては、小さなハサミの方が 作業がしやすいです。
僕は、前回研いだ裁ちバサミを使用しました。
切れ味抜群なので使ってみたくて使いましたが…作品には大きさには合わないハサミでした!笑
③仕上げ作業 (スチームアイロン)
ここまでの作業を行えば、ほぼ綺麗になっているとは思いますが
最後にアイロンを使った仕上げ作業を紹介します。
※作品の形やサイズによっては、アイロンをかけ難い作品があります!
作品によって作業するか判断して下さい。
また、当然ですがアイロンは高温になります!
くれぐれも火傷にはご注意下さい。
まずアイロンを中温にセットします。
その後、作品にスチームをかけながら優しく撫でるようにアイロンをかけてください。
スチームアイロンがない場合は、作品に水を霧吹きで少量かけてからアイロンをかけてください。
ここまで作業を行えば、ボサボサな毛は落ち着きます。
仕上げ結果
綺麗になったトリさんがこちら!
これが比較写真!
上が作業前!
下が作業後!
写真をアップにして載せてありますので、まだボサボサに見えるかもですが…
作業前と比べたら、大分ボサボサが解消されています!
今回だけは、最近のスマホカメラが綺麗に撮れすぎるのが仇となってしまった。笑
まとめ
今回仕上げ作業を紹介しましたが、①~③の全ての工程をしなえればいけない訳ではありません!
①の作業、仕上げ針だけでも綺麗になります。
また、今お持ちの人形のお手入れでしたら、②ハサミや③アイロンの作業で十分です。
そもそも仕上げ針をお持ちでない方もいらっしゃいますしね。
羊毛フェルトを最後まで綺麗に仕上げたい方!
購入された人形をお手入れしたい方!
参考になれば幸いです。
ちなみに、案外トリさんの評判が良くて嬉しいです♪
自分の価値観で判断するべきではなかったと反省&勉強になりました。
では、またー!