作品展感想 片桐仁さん 「ギリ展」
こんばんは(。・ω・)ノ゙
今日は「ギリ展」に行ってまいりました♪
過去記事にも書きましたが楽しみにしていた作品展です♪
良い刺激になったので僕なりの感想を書きます!
僕にしてはブログの記事が長めで、読み込み重めかもです…
悪しからず(・ω・;)
「ギリ展」は、2016年6月17日から7月3日まで、イオンモール名古屋茶屋店で開催されています!
僕が行けそうな会場が茶屋店でしたので、茶屋店を紹介してます!
別日に他会場でも開催されますので、詳しくはリンク先のHPみてください!
片桐仁さんの紹介
片桐仁さんのことを簡単に紹介します!
これより詳しい紹介は、上記に貼り付けてある過去記事に書いてありますので、そちらを参照して下さい。
片桐さんは「ラーメンズ」というコンビ名で芸人活動や、「俳優」としても活躍し、独特な世界観で人気を博しています。
そして、今回の作品展「ギリ展」の全国巡回が出来るほどの人気「粘土作家」でもあります!
ラーメンズの相方、小林賢太郎さんの「毎月何かに粘土を盛ったらいいんじゃない?」のひと言がきっかけで始まった雑誌連載!粘土道
月イチ連載も今年で17年目!
溜まりにたまった作品が、今回の「ギリ展」に展示されています!
展示内容
今年の「ギリ展」でも「◯◯期」といったテーマで区切って展示しています。
QRコードを読み込むことにより、本人による音声ガイドで作品展を鑑賞できます!
良かったら、画像のQRコード読み込むなどして聞いてみて下さい!
片桐さんが「ギリ展」に至るまでの経緯も語ってくれますよ♪
遠方で行けない人も「ギリ展」に行った気になれるかも!?
もちろん行ける人は直接行って下さいね☆
会場は、前半が撮影不可エリア!
後半に撮影可能エリアと分かれていました。
前半が文字での説明になりますので、ご了承下さい!
自我像期
1999年講談社ではじめての連載がスタート!
自我像期の作品製作が始まる!
作品に自分のエゴを投影し、自我像で顔を売る目的があったそうです!
まさに自我が出ている作品達でした。笑
このエリアでは、たくさんの絶叫した片桐さんの顔を拝むことが出来ますよ!
持ち歩く期
世の中が携帯電話が必須になってきた中、みんな同じではつまらない!
それなら側とを作ってしまおう!と携帯電話を粘土作品にしてしまったそうです。
製作中に電話が掛かってくるなど、苦労もあったようです!笑
奥様のために作った、携帯を盛った作品「さくらちゃん」などTVで紹介されていた作品もありましたよ!
携帯意外でも、ヘッドフォンやゲーム機(PSPなど)を粘土を盛った作品もありました。
実際持ち歩いていたら、基本的に気持ち悪がられてたらしいです!笑
何を作っていいか分からない期
褒められることがない!怒られることもない!作品のテーマを決められる訳でもない!
この状況に、さすがの片桐さんも何を作っていいか分からなくなってしまったみたいです!
この状況下で月イチ連載ですから、そうとうキツそうですね!
ただ、この状況でも何か作らなければと手を動かしているうちに「何か見えてくる瞬間」があるそうです!
その瞬間を見逃さず、上手くいった作品が
「俺ホッチキス」業務用ホッチキスに目や鼻が付いた…独特な作品
会場からは、笑いながら「気持ち悪い」と声が聞こえていたので、そこも作品の魅力なんでしょうね!
後は、ミキサーやら掃除機やら日常の道具に粘土を盛っている作品が多かったです。
結構自分でも、「何でこんなん作ったんだ!笑」みたいな作品も多かったらしいです!
結婚期
最愛の奥様と出会い、2人の可愛い子供を授かったことで片桐さんはさらに進化したそうです!
家族が出来て進化なんて良いことですね♪
まず最初に作ったのが「哺乳仁」!
裸の片桐さんが哺乳瓶に抱きついている作品です!
なぜか…飲み口にお尻が向いてます!笑
「武しゃぶり」
おしゃぶりに、鎧兜の面頬を象った粘土を盛った作品。
息子に、男らしく強い子に育ってほしいとの思いが込められているそうです!
肝心の使用回数は1回だそうです。
衛生面が…って、それはそうだろ!笑
愛犬「ももちゃん」の影響で、「灯犬」を製作したそうです。
ギリ展作品、その3
— 片桐仁なう (@JinKatagiri_now) 2016年5月17日
『灯犬』
夜の散歩に最適です。#ギリ展 pic.twitter.com/HUjOhbUctL
( 片桐仁なう Twitter 引用させていただいてます)
アフリカ旅行の影響で「キリン灯」の製作
本日発売の週刊フライデーに、新作「キリン灯」出てまーす! アフリカで見たキリンを思い出しながら作りました。本物は首の付け根がもっとボコッとしてたかな〜。"隠し文字"分かるかなー? pic.twitter.com/8jqo10PxP6
— 片桐仁なう (@JinKatagiri_now) 2014年10月17日
( 片桐仁なう Twitter 引用させていただいてます)
家族愛が溢れているエリアでした♪
古代文明期
2006年から「ジンディー・ジョーンズ博士が発掘したお宝」の連載中に(発掘した物)をテーマに、今までの作品との差別化を計ったそうです。
「石っぽい」「骨っぽい」「錆び感」など、見た目にこだわった作品が多くありました。
とくに「ドライヤサウルス」は圧巻の質感!
片桐さんも言っていますが…骨の質感を出すのに苦労したそうです!
こだわっただけあってか、見た目「完全に骨!!」
ギリ展作品、その2。
— 片桐仁なう (@JinKatagiri_now) 2016年5月16日
『ドライヤサウルス』
普通にドライヤーとして、使えます。#ギリ展 pic.twitter.com/QtFnwTbogH
( 片桐仁なう Twitter 引用させていただいてます)
完全に見入ってしまった…
後ろで待ってた方、申し訳ありませんでした。
アール・デコ期
古代文明期と比べると、煌びやかな世界観です。
ラインストーンやトルコ石など装飾品を付けた、ピカピカした作品が多いかったです!
「イグバナナ」
バナナケースをイグアナの形に盛り、さらに宝飾品を付け煌びやかにしてあります!
(ミンネ minnne 片桐仁 粘土道より引用させていただいてます)
アール・デコ期は、はじめてと言っていいぐらい女性評判が良かったみたいですよ♪
やはり女性は煌びやかな物が好きなのでしょうか☆
「イグバナナ」は、ある番組でアナウンサーが開け方を間違え壊してしまったそうです!
その際、激怒したプロデューサーが「これが、岡本太郎の作品だったらどうするんだ!」と言ったそうですよ!笑
こんな小ネタも、作品説明や音声ガイドで聞けて楽しくクスッと閲覧できました。
ダジャレ期
名前の通り、ダジャレのタイトル名が並んだエリアでした。
ダジャレきっかけで作品を作りだしたそうですよ☆
僕が始めて片桐さんの作品を知った「鯛Phone5」もダジャレ期です!
(ミンネ minnne 片桐仁 粘土道より引用させていただいてます)
「チョキ」チョキの形をしたチェキなどもありました。
(ミンネ minnne 片桐仁 粘土道より引用させていただいてます)
この辺りは、すんなりダジャレタイトルも思いついたそうだが…
途中からダジャレに縛られて、タイトルを考えるのが難しくなってきたそうです!笑
外からいろんな刺激をいただける期
世間に認めるようになると、周りから「一緒に何かやろう!」と誘われることが多くなってきたそうです!
「ペットボ土偶」
ナチュラルミネラルウォーター「エビアンebian」のホルダー
首から下げれる機能付き
土偶で何か作って欲しいと言われた際、今までは中身から決まり外見に粘土を盛り付けていたが…
今回は外見(土偶)が決まり、中身(エビアン)を後から考える新たな挑戦となったそうです!
片桐さんは粘土を盛ることで、常々「笑ってもらいたい」「物事を違った見方で見てほしい」と考えていたようですが、1人では思考が凝り固まるそうです。
ここ数年、色々な人と関わることで「こうゆう見せ方、考え方、コンセプトがあるんだ!」と気づくことができ、
楽しさが増して「外からいろんな刺激をいただける期」に繋がったそうです!
その他
展示会場終辺には、サイズが大きな作品や、ドラマなどで使用していた作品が多く展示されていました。
「カレイ Phone6Plus」
ドラマ TBS「日曜劇場『99.9―刑事専門弁護士―』」でも出ていましたね♪
名古屋限定 「鯱皮海老蔵」
「ガチャギリジン」
大きさから、作りの精巧さから、色つけ!圧倒されました!!!
まだまだ、たくさん作品はあるのですが…
後は、実際「ギリ展」に行って見てください!
どうしても会場に来れない人は、本も出ているので読んでみて下さい!
上で紹介している本や、Tシャツ、軍手、ブローチなどのグッズも販売してましたよ♪
(写真撮り忘れました…すみませんでした ペコリ(o_ _)o))
とりあえず、僕はガチャガチャだけやってきました(400円)
「メガネゴン」が出ました☆
かなりの細かく作られており、満足♪
(本当は、さくらちゃん狙いだったが仕方ない)
まとめ
まず片桐さんの粘土作品を拝見すると、どれも細部まで作りこまれており、直感的に「上手い!凄い!」の感情が出てきました。
ご本人も言っておられましたが
詳しく見てみると、色のつけ方のこだわりが見受けられました!
上記でも書きましたが「ドライヤサウルス」の骨の質感は驚きです、粘土でここまで再現できるのかと、立ち止まり見入ってしまいました!
一見の価値ありです!
展示作品全体の、独特の世界観!「気持ち悪い!笑」との声も良く聞き取れましたが、皆さん笑顔で「気持ち悪い」と言っておられました。
『どこか気持ち悪いのに面白い』この世界観が片桐さんの特徴ではないかと思いました♪
皆さんを笑顔にさせてくれるのは、さすがです!
僕は12時開催で、12時に行きましたので入ってすぐは5・6人ほどでしたが…
5分もしないうちに、僕の後ろには30人ほどの列が!!!
片桐さんの作品の良さを証明してますね!!!
(僕が、じっくり見てたので…後ろにいた方々申し訳なかったです!かなりのスローペースだったと思います!)
今回の「ギリ展」
アートに興味がある人はもちろん!
今まで興味がなかった人が行っても満足いくかと思います!
どうか、あの「気持ち悪いけど笑える」感覚を味わって欲しいです!
僕も、かなりの刺激を受けました♪
制作意欲が高まりましたし、これから制作活動します♪
長文失礼しました。
ではまたー٩( 'ω' )و